OGSの紹介

今まで紙にインクをのせて納期という顧客満足を第一義としてきた軽印刷業界も時代の変化、顧客のニーズに対応していかねばなりません。印刷という情報加工業から、顧客の目線にたってデザイン、感性、ナレッジ、マーケティング等という部分も視野に入れ、情報伝達業へ変化していく必要があります。さらに紙メディアに加え、電子メディア、通 信メディア、映像メディア、情報処理等、あらゆるメディア、技術、コンテンツを駆使して事業領域を拡大し、顧客と共に考え、それを支援していく情報演出業という姿が21世紀の当業界の方向ではないかと考えます。 激動の時代、苦闘の時代、だからこそネットワークが大切です。大阪府グラフィックサービス協同組合(OGS)は、一般社団法人 日本グラフィックサービス工業会(ジャグラ)の大阪府支部として、大阪の実情に応じたさまざまな活動を行っています。

■経営の安定のために

厳しい経済環境の中で、会員企業を取り巻く状況は楽観を許しません。そうした背景の中で、企業経営の安定を図り、さらに需要の拡大を目指していくために、会員企業の経営努力をバックアップします。また機関誌での情報提供のほか、さまざまな情報を全組合員に送っています。タイムリーな情報を得ることにより、経営の安定、経営者の意識改革が図れます。

経営情報・機械情報が豊富な機関誌「月刊グラフィックサービス」が本部より毎月配布されます。

OGSの行事、組合員の動向、経営のヒントなどが毎月発行される「OGSニュース」で知ることが出来ます。

タイムリーなOGSの情報は、ホームページでも閲覧できます。

IT時代の人材育成、未来に向けた経営戦略立案のためのセミナーが本部や近畿地方協議会主催で年に数回開催されます。

■情報収集、親睦のために

今日のコンピュータ化は、全産業に技術的革新をもたらしています。技術の高度化に対応するため、経営者、幹部、社員向けセミナーを開催しています。親睦のための講演会、見学会などさまざまな交流を行っています。
組合員の情報交流会、親睦会、見学会、講演会などを通 じて、業界情報の取得の機会や営業窓口の拡大に役立ちます。

経営者、管理者セミナーが年に数回開催されます。

印刷会社、機械メーカーなどの見学会で他府県の同業者との交流が図れます。

新年会、忘年会、ビアパーティー、ゴルフ大会などを通 じて、組合員同志はもとより、機械、資材メーカー、販売業者の賛助会員と交流を図っています。

■人材育成に

昨今、労働力不足が深刻な問題になっています。労働力の確保には労働時間の短縮等を含め他産業に劣らない労働環境の整備、また、人材の育成も重要な課題です。
社員のスキルアップ、幹部、営業員教育のセミナー、研修会を頻繁に行っています。

需要創造塾を年に数回開催し、営業マインドの高揚、販促ツールの提供などに便宜を図っています。

永年勤続社員、優良社員の表彰を全国大会で行っています。

■作業交流、営業窓口の拡大に

OGSは情報産業に関わる多くの業種の方々が入っておられます。モノクロからカラーまでの印刷、企画やデザイン業、情報処理業、製版業、製本加工業など、種々雑多なメンバー が会員です。会員を通じて営業間口の拡大、経営基盤の強化に役立ててください。

■平成会

印刷業界のこれからを担う後継者・若手経営者の会として「平成会」があります。これから経営を引き継いでいこうとする人たちの相互研鑽の場になっています。現在34名(R7.3月末現在)が参加しています。また、若い世代の全国組織スペース21でもセミナーや交流会が開かれています。

■シニア会

主に60才以上の経営者・管理者が集うシニア会は、昭和、平成、そして、令和へと激動の時代を乗り越えてきた経営者が中心となり、その親睦と交流を深め台頭する若手の後押しを目的に集います。

■その他さまざまな活動

社会的地位が上がります。ジャグラは一般社団法人です。行政からの情報、また行政への働きかけで企業はもちろん、業界の地位 向上を図ることが出来ます。

自費出版研究会を毎年全国組織で開催し、個人需要の開拓に力を入れ、ヒューマンな需要創造を業界として応援しています。

毎年作品コンクールなどが開かれ、技術向上に役立っています。